​Alto Magazzino(アルトマガジーノ)の思い
私が幼少の時、
父からアイアンでできた時計型の鉛筆削りをもらいました。
その日から、
どんな時もその鉛筆削りを大切にしてきました。
泣いたり笑ったり、
 
喜んだり悲しんだり、
少年から大人へと時を重ねていく自分の姿を、
見てくれていたかのように、
その鉛筆削りは、
ずっと部屋に置かれていました。
その鉛筆削りは高価な物ではなく、
大量生産された鉛筆削りです。
誰かにとっては、
目にも止まらない物かもしれません。
だけどその鉛筆削りは、
私にとっては、
失えば悲しい大切な物です。
「物」は、
姿形は同じでも、
誰から頂いたとか、どこで購入したとか、
その時どんな時間を過ごしていたかとか、
自分だけの「思い出」が重なった時、
特別な豊かさを得る事ができると、
​私は考えています。
父からもらった鉛筆削りがそうであったように、
誰にでも、手放したくはない自分だけの大切な物があるのではないでしょうか。
販売という仕事は、
物とお客様を繋ぐ仕事です。
だからこそ私は、
お客様と「物」との出会いの、
最初の1ページになりたいと思い、
どんな時もこの気持ちを忘れた事はありません。