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うつわの景色

今回ご紹介をするのは、信楽焼(しがらきやき)のお茶碗です。

サイズ 小(直径11.5cm 高さ 6.5cm) ¥1,800+tax  

サイズ 大(直径12.5cm 高さ 7cm) ¥2,000+tax

良質な陶土が出る土地、滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる信楽焼、

古い歴史を持った伝統のある焼きものです。

こちらは、落ち着いた色味とスッと抜かれたラインが特徴です。

中を見て頂くと、

「御本手 ごほんて」と呼ばれる淡いピンクの斑紋がございます。

春の桜の花びら、夏の赤らんだ夕空、

秋の紅葉へと移り行く葉の色、冬の赤らんだほっぺなど、

季節の訪れと共に、

色々な情景をも感じさせてくれる、豊かな表情を持つうつわだと思います。

こちらは、粒子の粗い白泥を化粧掛けし、その上から透明釉(ゆう)を掛ける「粉引(こひき)」のうつわです。

手にとって頂いた時の肌触りが心地よく、

土に含まれる鉄が、焼く事で表面に現れる黒点模様がはっきりとしているのも特徴です。

粉引のうつわをはじめ、先にご紹介をしたうつわなど、

長くお使い頂くにはいくつかのポイントと注意点がございます。

陶器は吸収性が高く、また今回ご紹介した二つのうつわには、

貫入(かんにゅう)という素地と釉薬の収縮率によっておこる破損とは違うヒビがございます。

この隙間に汚れやシミの原因となるものが入り込んでいくのを防ぐ為に、

ご購入後に、目止め処置をして頂く事をオススメしております。

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